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鍼灸整骨院

2023年11月13日

治療院の開業・リニューアルの外観デザイン!集客向上のための注意点を紹介

外観デザイン

【本記事の監修者】
岩井 隆浩(麻布十番ループル治療院 創業者)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師
齋木 拓 (麻布十番ループル治療院)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

治療院(鍼灸院、整骨院、接骨院、整体院)の店舗を開業するとき、集客に大きな影響を与えるのが外観や看板です。外観の第一印象がいいと「入ってみたい」「信頼できそう」など、好印象につながる可能性が高くなります。

本記事では治療院を開業・リニューアルするときの外観や看板デザインのコツを解説します。失敗例や成功事例もあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてベストな外観・看板デザインを見つけてみてください。

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治療院の外観デザインが集客に影響する理由

接骨院 整骨院 マーケティング

集客というとチラシを配ったり、SNSで情報を発信したりなど、「広告活動」のイメージが強いかもしれませんが、外観や看板も集客に大きく影響します。美しい外観は、「入ってみたい」と思ってもらうために重要な要素です。外観の印象が良いと、「内装も清潔で、サービスも丁寧なのでは?」という期待値を与えることができます
また、目を引く看板はお店の名前やサービスの認知度を上げることにつながります。認知度が高まれば見込み顧客が増え、いざというときに「あのお店に行ってみよう」と思い出してもらうことができるので、来院につながる可能性が高まるでしょう。言わば、外観や看板のデザインはお店の顔であり、自動的に広告活動をしてくれるツールでもあるのです。

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治療院を開業・リニューアルするときの外観デザインのコツ

治療院を開業・またはリニューアルするなら、集客につながるデザインを取り入れるのがおすすめです。外観デザインのコツを意識して、イメージを明確にしていくことをおすすめします。

見えることの意味
透明なデザインが与える店舗の印象を考える

外から店舗の内部が見えるデザインを採用することで、初めて利用する方々は安心感を得やすくなります。特に初めて訪れる人にとって、店舗内部が見えないと、「どんな雰囲気なのか」「どのくらい混雑しているか」という情報が把握できません。
入り口のドアをガラスにしたり、大きな窓を設けたりするなど、通行人から店内が見えるような工夫をすることで、気軽に入店しやすい雰囲気を作り出せます。
外観を大きく変更するのが難しい場合でも、看板に店内の写真を掲載することで、初めて利用する人々がより具体的なイメージを持ちやすくなります。店舗の内部が透けて見えるデザインは、利用者とのコミュニケーションをスムーズに、来店の敷居を低くする効果があります。
その結果、初めて訪れる人々にも好印象を与え、リピーターや口コミによる集客につながる可能性が高まります。外観デザインに工夫を凝らし、心地よい店づくりに注力すると良いです。

印象に残るロゴデザイン、
新規客獲得に効果的なアプローチ

ロゴデザインのわかりやすさは、通行人による認知を促進し、新規客の集客に寄与します。
特にキャラクターやイラストを取り入れることで、親しみやすいイメージを醸成し、植物をデザインに取り入れることでナチュラルでおしゃれな印象を演出できます。
しかし、治療院は清潔感が重要な要素であるため、派手で目立つだけのロゴデザインはマイナスの印象を与えかねません。
むしろ、好感が持てるロゴデザインを重視し、洗練されたイメージを追求することが重要です。クリーンでシンプルながらも親しみやすさを感じるデザインを心掛けることで、治療院のイメージ向上に寄与し、訪れる人々に強い印象を与えることができます。
ロゴデザインの工夫によって、集客に繋がるポジティブな影響を享受できます。

治療院と一目で分かる外観デザインの秘訣

新たな店舗をオープンしても、通行する人々が店名やサービス内容を瞬時に認知することは容易ではありません。外観のイメージによって、通行人は「カフェかもしれない」「服屋さんかもしれない」といった印象を抱きがちです。
そのため、外観デザインにおいては、治療院と一目で分かるような工夫が欠かせません適切な認知を促すことで、来店への誘導が可能となります。明るいカラーをメインに用いたり、大きく院名を表示する立て看板や入り口デザインなどの工夫を取り入れることで、他の業態の店舗と差別化を図りやすくなります。
外観デザインの妥当な戦略によって、治療院の独自性と専門性が視覚的に示され、訪れる人々に深い印象を与えることができます。一瞬でアイデンティティを伝えるデザインに心を込めることで、集客力の強化と成功に向けた確かな一歩を踏み出すことができます。

訪れる人に伝わる明確なメッセージが治療院成功の鍵

クリアなメッセージの伝達は、看板や外観デザインにおいて非常に重要な要素です。訪れる人々に対して明確で簡潔な情報を提供することは、治療院の成功に欠かせないポイントです。
治療院の名前やロゴはもちろん、専門分野や特徴的な治療法、営業時間、連絡先など、重要な情報を看板やデザインにわかりやすく盛り込むことが必要です。これによって訪れる人々は院のサービスや特長を正しく理解し、興味を持った場合には簡単に連絡を取ることができます。
伝えるメッセージがわかりやすく、効果的に伝わることで、興味を持った人々が院を訪れる可能性が高まります
また、情報が整然と表示されることで、プロフェッショナリズムと信頼性をアピールできる点も見逃せません。治療院の個性や専門性を的確にアピールし、訪れる人々に対して興味を喚起するメッセージを伝えることが、集客と成功につながる重要なステップです。

地域に愛される治療院をデザイン、地元の要素を取り入れる

治療院は地域の人々を対象とするため、地域の特性や文化に寄り添ったデザインを検討することが欠かせません。地元の特産品やシンボル、地域の伝統的な色使いやデザイン要素を巧みに取り入れることで、地域住民との親近感や共感を生み出すことができます。
地域に根ざしたデザインは、治療院と地域社会との絆を深め、信頼を築く上での有力な手段となります地域のアイデンティティと共鳴するデザインは、訪れる人々に居心地の良さを感じさせ、親しみやすい雰囲気を醸成します。
地域の特色を取り入れたデザインは、治療院の一体感を高めるとともに、地域住民からの支持を獲得するための重要な要素です。これによって、地域社会に愛される存在として定着し、口コミや地域のイベントなどを通じて広がる良い評判が集客力を高めることでしょう地域に根ざしたデザインの考慮は、治療院が持続的に成功する上で不可欠な戦略であり、地域住民との信頼関係を築く大切な手段となることを忘れないよう心掛けることが重要です。

本質を反映させる看板が顧客を惹きつける

看板を検討する際には、まず自らが得意とし、どのような施術を提供したいのかを明確にすると良いです。
また、
来院される方々に施術を受けていただいた際にどのような状態になって欲しいかを考えることも大切です。これらの考え方やコンセプトはよく練り上げ、充分に考慮しておく必要があります。細かなテクニックだけに固執するのではなく、行動や言葉に重みを持たせるためにも、自らが実現したい目標を明確に持つことが重要です。このように考えることで、思いと行動、そして価値提供が一致し、結果として効果的な集客につながります。
看板や治療院の作りに自らの思いを反映させることができれば、自然に新規顧客が増え、リピート客が増加し、口コミによる紹介も増えます。集客が成功し、院が繁栄するためには、単に技術やテクニックだけでなく、本質的なアプローチや理念を考えることが不可欠です。

治療院の看板デザインをおしゃれにするポイント

ポイント

治療院の看板デザインするときは、サービスや特徴がダイレクトに伝わるデザインにするのがおすすめです。3つのコツを押さえて、おしゃれで目を引く看板を目指してみてください。

シンプルな配色を心がける色

人は色によってさまざまなイメージを認識しています。色で人の心理や行動を分析する「色彩心理学」では、人は色によって次のようなイメージを抱きやすいと言われています。

  • 白:純粋・潔白・神聖・清潔・神秘・薄情・孤独・儚い
  • 黒:上品・高級・自信・重厚・威厳・恐怖・絶望・沈黙
  • 緑:自然・平和・調和・癒し・安寧・未熟・平凡・一般
  • 赤:​​愛・情熱・太陽・生命・恋・危険・怒り・戦闘
  • 黄色:活発・天真爛漫・無邪気・幸福・軽快・危険・注意・幼稚
  • 青:冷静・誠実・知的・開放感・静寂・冷淡・悲哀・保守

参考:色と色彩心理学の基礎知識|効果的なデザインの配色方法

色彩心理学を参考にすると、赤や黒は治療院の外観をデザインする際のメインカラーとしては不向きであることがわかります。反対に緑や白は清潔感を、黄色は親しみやすさを表現しやすいカラーです。色のトーンによっても印象は大きく変わるので、目指すイメージを決めて最適なカラーを選択しすると良いです。

清潔さと明るさが決め手、成功に導く治療院の看板デザイン

治療院をアピールするとき、サービス内容や技術を押し出す方も多いでしょう。もちろんサービスの質は治療院を経営していくために欠かせないポイントですが、治療院は施術者と触れる機会が多いため、清潔感がとても重要です。
体の不調改善はもちろん、心地よい空間、サービスでリラックスすることを目的に訪れる利用者も多いことを忘れてはいけません。そのため、看板も清潔感のあるデザインを心がける必要があります。
黄色やオレンジなどの色をメインにした看板は親近感があり、明るい印象を与えます。茶色や緑などのアースカラーは落ち着いた印象を与えます。好印象の看板デザインを目指すことで、集客できる範囲を広げられます。

通行者の疑問を解消する!外観デザインに注目

外観デザインや看板には、営業時間を記載することが重要です。
治療院の施術やサービス、院名が認知されていたとしても、通行する利用者が営業時間を把握できなければ、「この時間は営業しているのか?」と疑問を抱く可能性があります。手間をかけて調べることもできますが、それによって利用をやめる人もいるかもしれません。
さらに、調べても「臨時休業だったら?」や「営業時間が変更されていたら?」といった疑問が生じることも考慮すべきです。このような不安を解消するために、外観や看板に営業時間を明示することは必須です。営業していることを確認できるような札や立て看板を配置するなどの工夫もおすすめです。
利用者にとって、明確な営業時間は利便性と信頼性を高める要素となります。営業時間を示すことで、利用者が治療院を気軽に訪れることができる環境を整えることができます。外観デザインと看板に営業時間を含めることで、治療院のアクセス性を向上させ、信頼を築き上げる効果を期待できます。
もっと具体的に看板デザインについて知りたい場合は、
⇒治療院の看板デザインで外観をおしゃれに見せるコツ!看板の種類と納品までのステップ

専門家のアドバイスを活かした看板デザインの重要性

治療院の外観や看板デザインは、専門知識やデザインスキルが欠かせない要素です。これらを効果的に実現するためには、プロのデザイナーやグラフィックデザイン会社のサポートを頼ることも検討すると良いです。専門家の知識と経験により、院のイメージを最大限に引き出すデザインが実現されます。
プロのデザイナーには、治療院のブランディングや目的に沿ったアドバイスを求めることが不可欠です。ターゲットとなる層に訴求するデザイン要素を見極めて、院の独自性や価値を視覚的に表現する力を持っています。プロのデザイナーの協力を得ることで、治療院の外観がプロフェッショナルかつ魅力的に仕上がり、訪れる人々に強い印象を与えることができます

治療院の外観デザインの失敗例

注意

外観や看板のデザインにこだわっても、マイナスに働いてしまっては意味がありません。
失敗例を参考にして、コストを無駄にしないデザインを見つけましょう。

治療院の外観における色の使い方

色の使い方にはバランスが重要です。シンプルすぎると目立たず、一方で色を過剰に使用すると悪目立ちしてしまうこともあります。特に治療院は、医療的なイメージを持たれやすいため、派手なイメージは集客に悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで、信頼感と清潔感を両立しつつ存在感を高めるためには、色の数を絞り込むことが重要です。 2〜3色のカラーを選び、メインカラーを6割、サブカラーを3割、アクセントカラーを1割程度の割合で使用することで、バランスの取れたデザインを実現できます。このように色の数を絞ることで、デザインに統一感が生まれ、コスト削減にもつながります。
また、統一されたカラーパレットはおしゃれな印象を与え、治療院のイメージ向上にも寄与します。 色彩の使い方に工夫を加えることで、治療院のプロフェッショナリズムと魅力を引き出すデザインが完成します。適切なカラーバランスを追求することで、集客効果を高めつつ、利用者に好印象を与える外観デザインを実現しましょう。

シンプルが最強、過剰なアピールに注意

外観や看板にサービスのメニューや特徴を記載することには、サービス内容がわかりやすく伝わるというメリットがありますが、同時にチープな印象を与えてしまう恐れも存在します。実際に営業を受けている際にも、過剰なアピールにはなかなか心惹かれず、商品やサービスを購入したいと思わせる効果は低いです。
過剰なアピールはむしろ集客に悪影響を及ぼすばかりか、信頼性にも悪い影響を与える可能性があるため、注意が必要です。外観や看板による広告活動は単に通行人にアピールするだけではありません。サービス内容や強みを適切にアピールするためには、情報を最小限に抑え、上手に伝えることが重要です。
外観や看板のデザインにおいては、情報をシンプルにまとめることで、スマートで洗練された印象を与えることができます過度な情報はかえって逆効果となることを念頭に置きつつ、効果的なアピールを心掛けることをおすすめします。適切なバランスとデザインによって、サービスの魅力を適切に伝え、信頼性を高める外観と看板を実現しましょう。

治療院の外観デザイン事例

治療院の外観デザインの事例を紹介します。外観デザインによってイメージが大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください。

あたたかみと親しみのあるカラーをベースにしたデザイン

GBS

あたたかみと親しみを感じるカラーをベースにしたデザインは、ブラウンを基調に心温まるオレンジと黄色のロゴを組み合わせ、親しみやすい外観を実現しています。木目のようなブラウンがしっかりとした土台を形成し、明るく活気のあるカラーがアクセントを加えることで、清潔感ある印象を醸し出しています。
また、デザインにはピクトグラムのイラストを巧みに取り入れ、院のサービス内容や対象層をわかりやすく表現しているのもポイントです。このイラストは通行人に直感的に院の存在と魅力を伝える役割を果たし、興味を引き、記憶に残る印象を与えます。
このデザインは、見る人々に優しさと信頼を感じさせるだけでなく、潜在的に院に興味を持ち、訪れてみたいと思わせる効果的な要素を持っていますあたたかみ、親しみ、そしてわかりやすさが融合したデザインと言えます。

シンプルなデザインで落ち着きと親近感を演出

ビファイン

建物の外壁を生かしてシンプルなデザインで落ち着きと親近感を演出。ガラス部分に半透明のフィルムを採用するなど、院内に適度に光を取り込み、外からも入りやすい雰囲気になっているのが特徴です。
建物の外壁を生かし、シンプルなデザインが心地よさと親しみを一層引き立てています。ガラス部分には半透明のフィルムを採用し、院内に心地よい光を差し込む一方で、外からも入りやすく、包み込むような温かな雰囲気が漂っています。このような特徴的なデザインは、訪れる人々に居心地の良さを感じさせ、安らぎを与えます。

ナチュラルでおしゃれな印象のデザイン

たくろう鍼灸院

ナチュラルで洗練された印象のデザインが、心地よいカフェのような外観を漂わせつつ、看板や暖簾に「鍼灸院」と大きく記載することで、通行人が一目でその特別な場所であることが理解できるよう工夫されています。
外側から内部の様子が見えにくいデザインは、興味をかき立て、訪れる人々に秘めた魅力と期待値の高さを演出できます。看板は、サービス内容や院内の雰囲気を巧みに表現しており、これによって来院を迷うことなく選択することができ、心地よい体験を約束されていることが存分に伝わります。
このデザインのポイントは、ナチュラルでおしゃれな要素と看板の巧みな活用にあります。訪れる人々に、癒しと安らぎを感じさせる一方で、鍼灸院ならではの専門性と質の高いサービスを強く印象づけている点に注目です。

まとめ

外観は集客において極めて重要な要素です。したがって、治療院の開業やリニューアルを検討している場合は、効果的な外観デザインを積極的に目指すべきです。
魅力的な外観デザインは、通行人の目につきやすく、治療院のコンセプトや提供するサービス内容を素早く理解できるものが理想的です。配色や情報の配置にも注意を払い、第一印象が良くなるようなデザインを心掛けてください。
訪れる人々に強く印象づけられる外観デザインは、新規顧客の獲得やリピーターの増加に繋がります治療院のアイデンティティを適切に表現し、視覚的な魅力を高めることで、集客力を向上させることができます。このような工夫が施された魅力的な外観デザインは、治療院のビジネスにとって不可欠な要素であり、成功を収めるために積極的に取り組んでください。顧客の興味を引きつけ、心地よい印象を与える外観は、繁栄する治療院の礎となります。

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