投稿日:2023-04-24/更新日:2023-04-24
「柔道整復師になりたいが本当に生活できるのか」「柔道整復師として働いているものの給料が増えない」など、さまざまな不安はありませんか。
柔道整復師になって稼ぎたい方や今の年収に不満がある方に向けて、柔道整復師の年収を解説します。
また柔道整復師と理学療法士の違いや年収アップのポイントも紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。
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【監修者】
岩井 隆浩(麻布十番ループル治療院 創業者)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師
齋木 拓 (麻布十番ループル治療院)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
目次
柔道整復師の平均年収は約423万円
柔道整復師の年収は、全国平均で約423万円です。
しかし、経験年数や働く職場・雇用形態・地域によって年収は変わります。
参考として、東京都と一番平均年収が高い都道府県・低い都道府県を紹介します。
<柔道整復師の平均年収>
・東京都の平均年収:約440万円
・一番平均年収が高い都道府県(愛媛件):約558万円
・一番平均年収が低い都道府県(福島件):約334万円
参照:職業情報提供サイト
愛媛県のように平均年収が高い県もありますが、地方の場合だと全国の平均年収を下回るケースが多い傾向です。
東京都は全国の平均年収よりやや高く、福島県は全国の平均年収より約100万ほど下回ります。そのため、どこの都道府県の柔道整復師として勤務するかも年収に大きく関わってきます。
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柔道整復師と理学療法士の違い
柔道整復師と似た職業が理学療法士です。
柔道整復師と理学療法士は、どちらもケガへの回復のサポートをおこなう職業ですが、もちろん業務内容が違います。
ここでは、柔道整復師と理学療法士の違いを5つ紹介します。
①施術内容
柔道整復師は外傷的なケガを治療しますが、理学療法士はリハビリテーションの専門家です。
柔道整復師は、骨折やねん挫・脱臼・打撲などの外傷に対して、手技を中心に包帯や副子と言われるもので固定をしたり、後療法と言われる施術を行います。
テーピングなどを使用することもあります。
理学療法士は、ケガで身体機能が低下した患者さんを、手技や動作練習や歩行練習などのリハビリテーションによって回復を促します。
②施術の目的
柔道整復師は、捻挫や骨折・脱臼など外傷治療を自分の判断で治療できますが、理学療法士は自己判断での施術は行えません。
理学療法士は医師の指示を受けた場合のみ患者さんへリハビリができるため、医師や看護師と連携して患者さんのサポートを行ないます。
③勤務先
柔道整復師の一般的な勤務先は、接骨院や整形外科です。そして中には、介護関係の施設や企業の福利厚生サービス・スポーツトレーナーなどに就職する方も存在します。
特に柔道整復師は外傷の施術が行えるため、多くの業務に携われ就職の幅も広がります。
一方で理学療法士の就職先は、病院がメインで、医療福祉施設や介護施設・身体障害者施設、児童福祉施設などが主な勤務先です。
④開業権の有無
柔道整復師と理学療法士の大きく違う点は開業権の有無です。
柔道整復師は独立して開業が可能なため、ライフスタイルに合わせた働き方が実現できます。
自分の接骨院であれば定年を気にする必要もなく、医師や歯科医以外に開業できる貴重な職業のため、将来的に独立も視野に入れることをおすすめします。
一方で理学療法士は、自費で開業する方もいますが、開業権がないため独立できません。
⑤国家資格の取得難易度
2021年度の実績によると、柔道整復師と理学療法士の合格率は柔道整復師が66%で、理学療法士が79%です。
現在の合格率は理学療法士の方が高いですが、柔道整復師の試験よりも理学療法士の試験内容が簡単な訳ではありません。
柔道整復師の年収アップ方法
前述した通り、柔道整復師の平均年収は423万円です。もちろん平均の年収なので、年収アップも可能です。
ここでは、柔道整復師の年収が上がる方法を解説します。今回は4つの方法を紹介するので、今後のキャリアに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
①独立する
柔道整復師は医療系国家資格の中で「独立開業権」がある資格なので、自分で独立して開業ができます。
独立開業権を持つ資格が限られているため、柔道整復師の開業は大きな強みと言えるでしょう。
独立開業している方の中には、年収1,000万を超える方もいます。日本柔道整復師会の資料によると、全体の19.9%(3,092件)の整骨院・接骨院が「1,000万円〜2,500万円未満」の年間売上です。
それ以上の「2,500万円〜5,000万円」は、全体の1.9%(284件)と割合は減少していきます。
その中から個人の年収でどれくらい得られるかは、人件費やその他の費用にもよります。しかし、自分で開業した方が年収アップは見込めるでしょう。
もちろん、独立するためには立地についてや備品などさまざまな資金や準備が必要です。
今後独立を希望している方は、事前に計画して開業を目指しましょう。
より詳しく「開業」について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
https://ripicle.com/osteopath/column/131/
②給与制ではなく歩合制にする
月額でもらえる給与制ではなく、業務の成果で収入が変わる制度を「歩合制」と言います。
1日に何人の患者さんを施術したかで変わらない給料制より、多くの患者さんを施術する歩合制の方が年収を増やせる場合もあります。
ただしどのような評価基準で歩合制を採用しているかは勤務先によって異なるため、事前に勤務先に確認してください。
③機能訓練指導員として働く
柔道整復師には、機能訓練指導員として働く方法もあります。
機能訓練指導員とは、外傷や病気・加齢などでサポートが必要な患者さんに対して、健康で自立した生活が送れるような機能訓練やリハビリをおこなう役割です。
機能訓練指導員になるためには、医療系国家資格が必要です。
医療系国家資格には、看護師や准看護師をはじめ理学療法士や柔道整復師も含まれています。
また柔道整復師の資格を持っていることで、機能訓練指導員として介護福祉施設や要介護向けの医療施設でも働けます。
実際に柔道整復師として整骨院や接骨院で実務経験がある場合は、筋肉や骨・関節などの運動器に詳しいため機能訓練指導員として重宝されるでしょう。
機能訓練指導員の給与は、22〜30万円が相場と言われており、条件がよければ月35万円程度の職場もあります。
職場によっては、柔道整復師の国家資格を持っていれば資格手当を支給するケースもあります。実務経験と合わせて、転職活動の際に年収アップを目指して機能訓練指導員を検討するのもおすすめです。
④他の資格も取得する
柔道整復師の資格と合わせて他の資格を取得すると、将来のキャリアや給与アップの可能性が広がります。
柔道整復師の資格と相性の良い資格は主に3つです。
鍼灸師
鍼灸師の資格を取ることで仕事の幅が広がるだけでなく、資格手当で給与アップが見込めます。
整骨院や接骨院でもはり・きゅうの需要も高まっているため、鍼灸師の資格も持っているとどのような症状の患者さんにも対応できます。
また開業する場合にも、鍼灸師の資格を持っていると自身の治療院の強みになるでしょう。
柔道整復師施術管理者
柔道整復師施術管理者とは、整骨院や接骨院で在籍している柔道整復師の施術や保険手続きなどに関する管理を担う人です。
柔道整復師施術管理者になると、施術管理者研修や実務経験を活かして、スタッフ全員が質の高い施術ができるように管理・指導が可能です。また、適切な療養費の請求も行えます。
柔道整復師施術管理者の資格を取るためには、実務経験が必要など条件はあります。しかし柔道整復師施術管理者になることで、以前より仕事の幅も増え給与を増やせる可能性があるでしょう。
より詳しく「柔道整復師施術管理者」について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
https://ripicle.com/osteopath/column/928/#i
専科教員
柔道整復師の資格を持っている場合、養成学校で講義もできます。
養成学校で講義をおこなうためには専科教員免許の取得が必要で、柔道整復師の実務経験が5年以上必要です。
その上で「柔道整復師専科教員認定講習会受講試験」を受け、合格することで専科教員の免許取得ができます。
実際に現在柔道整復師として勤務されている方の中には、養成学校で講義をしている方もいるため、実績を積んで専科教員の資格を取って給与アップも可能です。
柔道整復師を目指す方法
では柔道整復師を目指すには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、柔道整復師になるステップを2つ紹介します。
①柔道整復師養成施設を卒業する
柔道整復師になるには、厚生労働省が認可した3年以上の専門学校か、柔道整復師学科のある文部科学大臣が認可した4年生大学や3年以上の短期大学に入学が必要です。
そして、決められたカリキュラムを元に柔道整復に関する科目や実技だけでなく、解剖学や生理学など必要な基礎医学も学習します。
一度社会に出てから柔道整復師を目指す方も多く、夜間部を設けている施設もあるため自分にあった学び方ができる柔道整復師養成施設を選び卒業しましょう。
②柔道整復師の国家資格を受験する
次に柔道整復師の国家資格を取得するために、国家試験を受験します。
柔道整復師の国家資格は、毎年3月に公益財団法人柔道整復研修試験財団が実施する「柔道整復師国家試験」に合格しなければなりません。
合格基準は2つあり、1つ目は必修問題を80%以上、2つ目は一般問題60%以上をクリアすることで「柔道整復師免許証」が取得できます。
柔道整復師の国家資格の合格率は、2020年度は64.5%、2021年度は66%、2022年度は62.9%と毎年6割を超えています。
柔道整復師で年収アップしたいなら独立がおすすめ
これから柔道整復師になろうと考えている方や今の働き方に迷っている方向けに、柔道整復師の年収や年収アップの方法を解説しました。
柔道整復師の資格と経験があれば、さらなるスキルアップや資格取得で年収を上げることもできます。本記事を参考に、自分にあった方法で年収を上げていきましょう。
「柔道整復師になりたいが本当に生活できるのか」「柔道整復師として働いているものの給料が増えない」など、さまざまな不安はありませんか。
柔道整復師になって稼ぎたい方や今の年収に不満がある方に向けて、柔道整復師の年収を解説します。
また柔道整復師と理学療法士の違いや年収アップのポイントも紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。
柔道整復師の平均年収は約423万円
柔道整復師の年収は、全国平均で約423万円です。
しかし、経験年数や働く職場・雇用形態・地域によって年収は変わります。
参考として、東京都と一番平均年収が高い都道府県・低い都道府県を紹介します。
<柔道整復師の平均年収>
・東京都の平均年収:約440万円
・一番平均年収が高い都道府県(愛媛件):約558万円
・一番平均年収が低い都道府県(福島件):約334万円
参照:職業情報提供サイト
愛媛県のように平均年収が高い県もありますが、地方の場合だと全国の平均年収を下回るケースが多い傾向です。
東京都は全国の平均年収よりやや高く、福島県は全国の平均年収より約100万ほど下回ります。そのため、どこの都道府県の柔道整復師として勤務するかも年収に大きく関わってきます。
柔道整復師と理学療法士の違い
柔道整復師と似た職業が理学療法士です。
柔道整復師と理学療法士は、どちらもケガへの回復のサポートをおこなう職業ですが、もちろん業務内容が違います。
ここでは、柔道整復師と理学療法士の違いを5つ紹介します。
①施術内容
柔道整復師は外傷的なケガを治療しますが、理学療法士はリハビリテーションの専門家です。
柔道整復師は、骨折やねん挫・脱臼・打撲などの外傷に対して、手術や投薬を行わない治療やテーピング等で固定を行います。
またケガで身体機能が停止した患者さんを、動作練習や歩行練習などのリハビリで回復させます。
②施術の目的
柔道整復師は、捻挫や骨折・脱臼など外傷治療を自分の判断で治療できますが、理学療法士は自己判断での施術は行えません。
理学療法士は医師の指示を受けた場合のみ患者さんへリハビリができるため、医師や看護師と連携して患者さんのサポートを行ないます。
③勤務先
柔道整復師の一般的な勤務先は、整骨院や整形外科です。そして中には、介護関係の施設や企業の福利厚生サービス・スポーツトレーナーなどに就職する人が多い傾向です。
特に柔道整復師は自己診断で施術が行えるため、多くの業務に携われ就職の幅も広がります。
一方で理学療法士の就職先は、病院がメインで、医療福祉施設や介護施設・身体障害者施設、児童福祉施設などが主な勤務先です。
④開業権の有無
柔道整復師と理学療法士の大きく違う点は開業権の有無です。
柔道整復師は独立して開業が可能なため、ライフスタイルに合わせた働き方が実現できます。
自分の整骨院であれば定年を気にする必要もなく、医師や歯科医以外に開業できる貴重な職業のため、将来的に独立も視野に入れることをおすすめします。
一方で理学療法士は、開業権がないため独立できません。
⑤国家資格の取得難易度
2021年度の実績によると、柔道整復師と理学療法士の難易度は柔道整復師が66%で、理学療法士が79%です。
基本的には理学療法士の方が合格率は高いですが、年々差が縮まっています。
柔道整復師の年収アップ方法
前述した通り、柔道整復師の平均年収は423万円です。もちろん平均の年収なので、年収アップも可能です。
ここでは、柔道整復師の年収が上がる方法を解説します。今回は4つの方法を紹介するので、今後のキャリアに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
①独立する
柔道整復師は医療系国家資格の中で「独立開業権」がある資格なので、自分で独立して開業ができます。
独立開業権を持つ資格が限られているため、柔道整復師の開業は大きな強みと言えるでしょう。
独立開業している方の中には、年収1,000万を超える方もいます。日本柔道整復師会の資料によると、全体の19.9%(3,092件)の整骨院・接骨院が「1,000万円〜2,500万円未満」の年間売上です。
それ以上の「2,500万円〜5,000万円」は、全体の1.9%(284件)と割合は減少していきます。
その中から個人の年収でどれくらい得られるかは、人件費やその他の費用にもよります。しかし、自分で開業した方が年収アップは見込めるでしょう。
もちろん、独立するためには立地についてや備品などさまざまな資金や準備が必要です。
今後独立を希望している方は、事前に計画して開業を目指しましょう。
より詳しく「開業」について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
https://ripicle.com/osteopath/column/131/
②給与制ではなく歩合制にする
月額でもらえる給与制ではなく、業務の成果で収入が変わる制度を「歩合制」と言います。
1日に何人の患者さんを施術したかで変わらない給料制より、多くの患者さんを施術する歩合制の方が年収を増やせる場合もあります。
ただしどのような評価基準で歩合制を採用しているかは勤務先によって異なるため、事前に勤務先に確認してください。
③機能訓練指導員として働く
柔道整復師には、機能訓練指導員として働く方法もあります。
機能訓練指導員とは、外傷や病気・加齢などでサポートが必要な患者さんに対して、健康で自立した生活が送れるような機能訓練やリハビリをおこなう役割です。
機能訓練指導員になるためには、医療系国家資格が必要です。
医療系国家資格には、看護師や准看護師をはじめ理学療法士や柔道整復師も含まれています。
また柔道整復師の資格を持っていることで、機能訓練指導員として介護福祉施設や要介護向けの医療施設でも働けます。
実際に柔道整復師として整骨院や接骨院で実務経験がある場合は、筋肉や骨・関節などの運動器に詳しいため機能訓練指導員として重宝されるでしょう。
機能訓練指導員の給与は、22〜30万円が相場と言われており、条件がよければ月35万円程度の職場もあります。
職場によっては、柔道整復師の国家資格を持っていれば資格手当を支給するケースもあります。実務経験と合わせて、転職活動の際に年収アップを目指して機能訓練指導員を検討するのもおすすめです。
④他の資格も取得する
柔道整復師の資格と合わせて他の資格を取得すると、将来のキャリアや給与アップの可能性が広がります。
柔道整復師の資格と相性の良い資格は主に3つです。
鍼灸師
鍼灸師の資格を取ることで仕事の幅が広がるだけでなく、資格手当で給与アップが見込めます。
整骨院や接骨院でもはり・きゅうの需要も高まっているため、鍼灸師の資格も持っているとどのような症状の患者さんにも対応できます。
また開業する場合にも、鍼灸師の資格を持っていると自身の治療院の強みになるでしょう。
柔道整復師施術管理者
柔道整復師施術管理者とは、整骨院や接骨院で在籍している柔道整復師の施術や保険手続きなどに関する管理を担う人です。
柔道整復師施術管理者になると、施術管理者研修や実務経験を活かして、スタッフ全員が質の高い施術ができるように管理・指導が可能です。また、適切な療養費の請求も行えます。
柔道整復師施術管理者の資格を取るためには、実務経験が必要など条件はあります。しかし柔道整復師施術管理者になることで、以前より仕事の幅も増え給与を増やせる可能性があるでしょう。
より詳しく「柔道整復師施術管理者」について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
https://ripicle.com/osteopath/column/928/#i
専科教員
柔道整復師の資格を持っている場合、養成学校で講義もできます。
養成学校で講義をおこなうためには専科教員免許の取得が必要で、柔道整復師の実務経験が5年以上必要です。
その上で「柔道整復師専科教員認定講習会受講試験」を受け、合格することで専科教員の免許取得ができます。
実際に現在柔道整復師として勤務されている方の中には、養成学校で講義をしている方もいるため、実績を積んで専科教員の資格を取って給与アップも可能です。
柔道整復師を目指す方法
では柔道整復師を目指すには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、柔道整復師になるステップを2つ紹介します。
①柔道整復師養成施設を卒業する
柔道整復師になるには、厚生労働省が認可した3年以上の専門学校か、柔道整復師学科のある文部科学大臣が認可した4年生大学や3年以上の短期大学に入学が必要です。
そして、決められたカリキュラムを元に柔道整復に関する科目や実技だけでなく、解剖学や生理学など必要な基礎医学も学習します。
一度社会に出てから柔道整復師を目指す方も多く、夜間部を設けている施設もあるため自分にあった学び方ができる柔道整復師養成施設を選び卒業しましょう。
②柔道整復師の国家資格を受験する
次に柔道整復師の国家資格を取得するために、国家試験を受験します。
柔道整復師の国家資格は、毎年3月に公益財団法人柔道整復研修試験財団が実施する「柔道整復師国家試験」に合格しなければなりません。
合格基準は2つあり、1つ目は必修問題を80%以上、2つ目は一般問題60%以上をクリアすることで「柔道整復師免許証」が取得できます。
柔道整復師の国家資格の合格率は、2020年度は64.5%、2021年度は66%、2022年度は62.9%と毎年6割を超えていますが、2023年度は5割を切りました。
入学してからもしっかり勉強することが求められます。
柔道整復師で年収アップしたいなら独立がおすすめ
これから柔道整復師になろうと考えている方や今の働き方に迷っている方向けに、柔道整復師の年収や年収アップの方法を解説しました。
柔道整復師の資格と経験があれば、さらなるスキルアップや資格取得で年収を上げることもできます。本記事を参考に、自分にあった方法で年収を上げていきましょう。
監修者プロフィール
- 大学卒業後、東京医療専門学校に進学。鍼灸マッサージ師、柔道整復師の国家資格を取得。整骨院や整形外科などの医療機関にて臨床現場を経験し、その後カナダ・トロントへ留学。現地治療院にて臨床を経験し、帰国後、麻布十番に治療院を開業。
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