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鍼灸整骨院

2023年11月16日

【2023年】最新の治療院開業で使える助成金・補助金は?種類や申請方法を解説!

チェック お金

【監修者】
岩井 隆浩(麻布十番ループル治療院 創業者)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師
齋木 拓 (麻布十番ループル治療院)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

治療院を開業する際に、金銭的な負担を少しでも軽くしたいと思っていませんか?そんな時に検討すべきなのが助成金や補助金です。
では、どのようなものがあるか?どのように申請するのか?よくわからないものです。

この記事では、

  • 治療院で使える補助金
  • 助成金と補助金の違い
  • 申請方法と注意点

などを丁寧に解説していきます。記事を最後まで読むと、使える助成金と補助金が理解できます。
Webサイトを使った制度の見つけ方や、給付申請に必要な部分を把握しましょう。治療院を開業し、助成金や補助金をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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治療院の開業に必要な初期費用とは?

設備資金の相場は400万円〜1,500万円程度、運転資金の相場は50万円〜80万円程度です。
この費用の補填に、補助金や助成金が使えます。
治療院(整体院・整骨院・鍼灸院)の開業に必要な初期費用には、設備資金と運転資金があります。それぞれを簡単に説明すると以下のようになります。

  • 設備資金:物件取得費、内装工事費、機器の購入など、1回だけかかる費用
  • 運転資金:家賃、人件費など、毎月発生する費用

自己資金と借り入れ、助成金や補助金などバランスを確認しておきましょう。


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治療院の開業に使える助成金・補助金とは?

チェック お金

治療院(整体院・整骨院・鍼灸院)で開業後に使える助成金、補助金を紹介します。
主に以下の4種類です。

  • 小規模事業者持続化補助金
  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 事業再構築補助金

それぞれ定義や、どの開業費用に使えるかが異なるため、それぞれ解説します。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、商工会議所が窓口となる補助金です。この補助金の定義は、以下のように定められています。

小規模事業者持続化補助金(=持続化補助金)は、小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度です。
引用元:小規模事業者持続化補助金<一般型>ガイドブック
補助率は、必要な経費の3分の2、上限50万円〜200万円です。補助金の対象者や状態により、細かく分類されているため、小規模事業者持続化補助金のホームページで確認されてください。
小規模事業者持続化補助金

IT導入補助金

IT導入補助金は、経済産業省の管轄で中小企業庁が行っています。IT導入補助金は、ITツールを導入した際にかかった費用を補助します。治療院の場合はパソコン本体、タブレット本体、顧客管理システムなどが該当します。補助金額はかかった費用の2分1、最大450万円です。
IT導入補助金

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、経済産業省の管轄で中小企業庁が行っています。
中小企業による生産性向上に役立つ革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善をおこなうための設備投資を支援するために作られた補助金です。ものづくり補助金を申請するためには、単体価格50万円以上(税抜き)の設備投資を行う必要があるとされています。中小企業が経営革新のため設備投資等に使える補助上限額は750万円〜5,000万円とされています。
ものづくり補助金

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、経済産業省が行っています。中小企業などの事業の再構築を支援します。新分野展開、事業転換、業態転換、事業再編をはかった際に、書類により証明できれば申請が可能です。
中小企業では、最低100万円〜最大1,500万円が補助金として給付される金額となり、補助率は原則2/3とされています。
なお、従業員数によって、補助金上限額が異なります。
事業再構築補助金

自治体が実施する助成金・補助金

お金 経営

自治体が実施する助成金・補助金もあります。都道府県、市区町村で異なるため、「〇〇市+助成金」「〇〇市+補助金」で検索してみましょう。
例えば東京都の場合は、以下のように定めています。

  • 都内創業予定者又は創業して5年未満の中小企業者等のうち、以下及び申請要件を満たす個人又は代表者の法人
  • 申請時点において、個人事業主又は法人登記上の代表者として経営に従事している(別事業を含む)期間が、通算で5年未満であること
    引用元:東京都 創業助成事業募集

 

このように、各自治体で、募集要項が異なるため、一度確認することをおすすめします。

助成金と補助金は要件が異なる

助成金も補助金も公的な資金補助制度です。どちらも給付された後の返済義務はなく、後払いです。
また、申請時期や、審査の有無などの違いがあります。それぞれ順に解説します。

助成金

助成金は主に、雇用促進や、労務環境改善に対して支給されます。給付の条件を満たせば、審査なしで給付を受けることが可能です。
一般的に、申請期間がないことが多く、給付の条件に合っていれば申請できます。

補助金

補助金は、主に中小企業や小規模事業者が対象です。コンペ形式で、設備投資やサービス内容について、審査があり、通過すれば給付されます。
また、補助金を受けた後は、所定の目的で支出したことを証明する書類の提出が必要です。
助成金と違い、申請時期が限定されている場合が多く、後述する補助金の種類や、対象となるサイトでチェックすることが重要です。

助成金・補助金を受ける注意点

ポイント 注意点

助成金・補助金を受けるときには、主な注意点が4つあります

  • 金額の上限をチェック
  • 申請要件をチェック
  • 必要書類をチェック
  • スケジュールをチェック

助成金や補助金を受ける際にチェックすることが重要ですので、各章で詳しく解説します。

金額の上限をチェック

助成金、補助金は全額補助ではなく、支給金額に上限があります。例えば、小規模事業者持続化補助金では上限が50万円、キャリアアップ助成金であれば約30万円〜70万円ほどです。
このように受け取れる助成金、補助金には上限があります。開業にあたり、初期費用を計算すれば、受け取れる給付金額がわかります。

申請要件をチェック

助成金、補助金には申請要件があります。
例えば、とある制度融資の利用者や、特定の施設の入居者などです。申請要件を満たすまで、2ヶ月以上の期間がかかる場合もあるため、事前にスケジュールをチェックし、時間に余裕を持つことが大切です。

必要書類をチェック

助成金、補助金の申請にはいくつかの書類が必要です。特に補助金の場合、申請期間が決まっているため、期間に間に合うように書類を用意する必要があります。
さらに、補助事業を実施した後は実績報告が必要です。また、補助金が振り込まれた後は、事業化状況報告が必要です。助成金、補助金は申請して受け取ったら終わり、ではなく、スケジュールに合わせた書類の提出があります。

スケジュールをチェック

補助金には募集している期間があり、その期間に申請しないと審査に進めません
例えば、IT導入補助金・通常枠の申請は4月〜7月の4ヶ月間で4回です。この期間を過ぎると申請できません。
申請後の流れは、約1ヶ月後に交付が決定し、事業実施期間をへて、事業実績報告を行います。スケジュール管理を行い、遅れないようにしましょう。

治療院の助成金・補助金の情報を探すには?

はてな

治療院(整体院・整骨院・鍼灸院)で申請可能な助成金・補助金を探す方法として下記のような組織やウェブサイトから見つける方法もあります。詳しく見てみましょう。

ミラサポPlus

ミラサポPlusは経済産業省が運用する、中小企業・小規模事業者向けの補助金、給付金等の申請や事業サポートを目的としたwebサイトです。補助金は、「支援制度を探す」から検索ができます。
ミラサポPlus

J -nest21

J-nest21は国の補助金以外に、都道府県(自治体)の支援情報が検索できるwebサイトです。助成金・補助金以外にもセミナーやイベントの検索もできます。
J-nest21

j Grants

j Grantsはデジタル庁が運用する補助金検索サイトです。インターネット上で検索し、電子申請が可能なため、24時間、365日いつでも申請手続きができます
ID登録が必要ですが、補助金の申請がパソコン上で完結するのは大きなメリットです。登録することをおすすめします。
j Grants

開業に使える助成金・補助金を使って、開業を成功させよう

接骨院 整骨院 開業資金

開業時でも開業後でも、使用できる助成金や補助金は実はたくさんあります
しかし、知らないと情報を得る事ができないのでチャンスを逃してしまいます。有効に利用して、開業した治療院が成功するようにうまく運営していきましょう。助成金と補助金はどちらも公的な資金補助で、返済の義務はありません。
助成金には申請期限がない一方で、補助金には申請期限があります。開業後に使える助成金・補助金はwebサイトで調べることが可能です。状況により、該当するwebサイトが異なるため、治療院の開業後は、条件にあった助成金、補助金を申請しましょう。

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