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鍼灸整骨院

2024年3月14日

整体師の年収は高い?低い?雇用形態別の整体師の年収・給料と収入アップを目指す方法

【本記事の監修者】
岩井 隆浩(麻布十番ループル治療院 創業者)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師
齋木 拓 (麻布十番ループル治療院)
はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

コンビニの数を上回ると言われているのは、整体院や接骨院です。高齢化が進み、ますます需要が高まる整体師の年収や給料について、雇用形態別に詳しく解説いたします。
さらに、整体師に必要な資格や年収を向上させる方法もご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【雇用形態別】整体師の年収

お金 経営

結論から言うと整体師の平均年収は決して高いとは言えません。
しかし、働き方を模索したり、
キャリアを積むことで高収入と言われる年収を得ている整体師もたくさんいます。雇用形態ごとの年収相場を参考にして、働き方の参考にしてみてください。

整体師の年収・給料の平均相場

整体師の年収や給料は雇用形態によって大きく変わります。整体師は雇われて働くだけでなく、独立・開業する人も多いため、年収や給料に大きな幅があるのが特徴です。
では雇用形態別に整体師の平均年収・給料を見ていきましょう。

正社員の整体師はキャリアを積めば年収アップが見込める

整体院などで正社員として働く整体師の平均年収は383万円というデータがあります。300万円〜400万円ほどの年収の比率がもっとも多く、日本の平均年収と比較するとやや低い位置です。
参考:求人ボックス

初任給は22万円程度が相場と言われているので、ある程度経験を重ねないと平均年収である383万円に到達するのは難しいでしょうしかしその反面、年収500万円以上の人が一定数いるのも事実。
というのも、スキルや接客などが認められ、インセンティブをもらっている整体師も多いのです。技術やサービスを極めることで、高収入を目指すことも十分可能と言えるでしょう。

パート・アルバイトの時給はあまり高いとは言えない

パートやアルバイトとして働く整体師の平均時給は1,060円というデータがあります。
参考:求人ボックス

1日に5時間、月に20日勤務するとした場合の月収は106,000円ほどなので、高収入とは言えません。しかし、正社員としての雇用と同様に、パートやアルバイトにもインセンティブ制度を設けている整体院も多数あります。
また、経験やスキルがあれば時給2,000円〜3,000円と高時給の求人もあるので、パートやアルバイトと一口に言っても個人差が大きいでしょう。

独立・開業した場合1,000万円を超えることも

独立・開業した場合、正社員として働くよりも大幅に年収が上がる人と、年収が変わらないか下がってしまう人もいます。というのも、独立・開業して高収入を目指すには、知識や技術、サービス内容はもちろん、経営やマーケティングのスキルも必要となってくるからです。
一般的に独立・開業して経営が安定した場合、500万円〜800万円ほどの年収が見込めます。とくに柔道整復師の国家資格を所有していて保険適用治療を行っていたり、比較的単価の高い美容整体の施術を行っていたり専門的な価値提供を実現すると年収も上がりやすいでしょう。

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スポーツ整体師の年収

お金

アスリートのボディメンテナンスを専属で請け負うこともあるなど、華やかなイメージがあるのがスポーツ整体師です。スポーツ選手やチーム専属のスポーツ整体師になれば大きく年収も上がるため、人気が高まっている職業です。
ではスポーツ整体師は一般的な整体師と何が違うのか、また年収はどのくらいなのか、具体的にチェックしていきましょう。

一般的な整体師とスポーツ整体師の違い

スポーツ整体師は一般的な整体師の知識や技術に加え、日常的に運動するアスリートの疲労回復や怪我を予防するための体づくりのアドバイスなどを専門的に行うのが特徴です。スポーツ選手やチームの専属整体師として活躍するケースも多く、一般的な整体師よりもスポーツや筋肉に関する専門的な知識が求められます
専門的な知識や技術が求められるということは、実際には国家資格を求められたり、それ以上の実力を求められることが多いです。またチームや競技によっては特定の資格がないとチームと契約そのものができない可能性も考えられます。特定の競技やアスリートに携わりたい場合は、要件をしっかり確認することが不可欠です。
また、すべてのスポーツ整体師がアスリートと関わる仕事をしているわけではなく、知識を応用して、一般的な整体師と同様に整体院や介護施設などで怪我の予防や体づくりの仕事を担当する人材として働くケースも多いです。

スポーツ整体師の年収

スポーツ整体師の年収は200万円〜700万円程度が相場と言われています。しかし、スポーツ選手やスポーツチームの専属スポーツトレーナーとして契約する場合、年俸制もあり、1000万円を超える契約を結ぶ人もなかには存在します。
技術の証明として柔道整復師、鍼灸マッサージ師、理学療法士などの国家資格や、アスレティックトレーナー、IHTA認定メディカルトレーナー、IHTA認定リラクゼーションセラピスト1級などのスポーツ整体に関わる資格を取得していると、キャリアアップに繋がることが多く、結果的に年収アップに大きく役立ちます。また、有名選手のトレーナー経験など、実績や人気があるスポーツ整体師は年収が2,000万円を超えているケースも存在します。
ただし、スポーツ整体師全体の平均年収から考えると、年収2,000万円以上を目指すのは難しいですが、より強みを作り出すことで目指すことも可能です。

雇われている整体師が年収をアップさせる方法

給料

正社員として働く整体師の平均年収は高収入とは言えないため、独立・開業しないと年収アップは難しいのでは?と考える人も多いでしょう。
しかし、正社員として安定的に働きながら年収をアップさせることは不可能ではありません。
雇われている整体師が年収をアップさせるコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

技術力の向上を目指す

雇われている整体師が年収アップを目指すなら、技術力を上げて実績を積み、チーフや店長などの役職に就くのが一つの方法です責任や業務が増える可能性はありますが、着実にキャリアを積めば着実に年収をアップしていけるでしょう。
また、整体院は利用者やリピーターが増えるほど経営は安定します。そのため、指名される整体師や人気のある整体師に追加報酬であるインセンティブを用意する整体院も少なくありません。
整体院を訪れる人は体づくりやメンテナンス、痛みやゆがみの解消など様々な目的を持っているため、技術力を磨き、人気のある整体師になることが年収アップにつながります。
整体院で求められるマーケティングや店舗管理者、人材マネージメントに必要な能力を持ち、仕事を進めることができれば更に収入をあげることが可能です。
いつか独立する時にもこのようなスキルは必ず役に立ちます。従業員として雇われている環境で与えられた仕事のみをこなしている場合は収入が上がりません。逆にいえば、必要なスキルを獲得できればほぼ確実に収入は上がっていきます。

副業を行う

働き方の幅が広がっている影響で、副業を認めている整体院も増えています。そのため、整体師として安定的に収入を得ながら、副業を行って収入を増やすのも一つの方法です。
整体師の実績を活かし、SNSを活用して情報を発信したり、セミナーを行ったりするのはもちろん、まったく違う形で副収入を得る方法もあります。自分の経験やスキルの棚卸しを行い、強みを活かして収入を増やす方法を検討してみてください。

開業した整体師が年収をアップさせる方法

お金と封筒

独立・開業すると自由度が高くなる分、責任や経営に付随する業務が増えますでは、開業した整体師が経営を軌道に乗せるには、どんなポイントに気をつける必要があるのかを見ていきましょう。

集客に力を入れる

整体師はお客様が満足する技術力やサービス力を身につけることが大切ですが、そもそも集客がうまくいかなければ売上につながりません
そのため、チラシやホームページ、SNSなどを活用して集客にコストや手間をかけるのがおすすめです。集客を行うときは、呼び込みたいターゲットを明確にしておくのが大切です。たとえばターゲットの年齢が若い場合、ホームページやSNSなど、インターネットを使った方法を集客の軸にするとアプローチしやすいでしょう。

反対にシニア層をターゲットにする場合、若年層に比べてインターネットを利用しない人の割合が増えるため、チラシ配布やポスティングなど、地域密着型の集客方法を選択するのがおすすめです。これは大手ではなかなかできない戦略です
また、キャッチコピーや掲載する文章、デザインなどもターゲット層に合わせると集客につながりやすくなります。

自院や競合の分析を手を抜かずに行う

高齢化に伴って整体院や整骨院の数が増えているなか、出店している地域に多数の競合店があるケースも少なくないでしょう。競合に差をつけて経営を安定させるためには、競合の分析をしっかりと行い、自院の強みや魅力を活かす戦略を考案して差別化する必要があります
たとえば近年増えている骨盤矯正や小顔矯正など、女性向けの施術をメインにした「美容整体」もポジショニング戦略の一つです。体の不調や悩みがあるとき、来院を考えるお客様は多いです。
ターゲットを明確にし、ブランディングを行っておくことで、「この整体院なら解決できるかもしれない」と足を運んでもらいやすくなるでしょう。ツールを活用してカルテや口コミを管理し、顧客のニーズや課題を正しく把握すると、集客の効率化が目指せるでしょう。
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サービスの幅を広げたり店舗数を増やす

売上が伸び悩んでいるときはサービスの幅を広げたり、店舗数を増やしたりするのも戦略の一つです。新たなスキルを身につけてメニューや施術の内容をブラッシュアップすることで競合との差別化が実現し、集客率アップにつながることもあります。
また自院の経営が安定して仕組み化できそうな場合、店舗数を増やすと効率的に年収アップが目指せるでしょう。経営面の負担は増えますが、教育のマニュアル化を図れば、長期的な目線で考えたときに大きく収入を増やすことも可能です。

整体師として成功するために必要な資格

資格

整体師になるために必須の資格はありません。
しかし、資格の取得は技術の証明になるだけでなく、
国家資格を取得すれば施術の幅も大きく広がります
整体師に関する資格は多数あるため、しっかりと検討して資格を取得するのがおすすめです。整体師として成功するためのステップとなる資格を国家資格と民間資格に分けて解説します。

国家資格と民間資格がある

国家資格を取得すると保険適用の治療を行うことができるなど、競合との差別化につながる可能性があります。整体師として成功するために役立つ国家資格はおもに次の3つです。

  • 柔道整復師:骨折や捻挫、脱臼などの応急処置における保険適用施術をはじめ、後療法なども行うことができる
  • あん摩マッサージ指圧師:おす、なでる、さする、揉む、おさえる、叩くなど、あん摩やマッサージによって患者の不調改善を目指す施術を行うことができる
  • 鍼灸師(はり師・きゅう師):鍼や灸を使ってあらゆる症状の治療や予防を目指す施術を行うことができる

ただし、国家資格を取得するためには専門学校や大学に3〜4年間通って国家試験に合格する必要があります。夜間の学校もあるので働きながら通うことも可能ですが、期間もコストもかかるため、慎重に検討してみてください。

整体師におすすめの資格

民間資格は学べる知識や技術が多岐に渡るため、資格の数も膨大です。得られるスキルの内容はもちろん、資格取得後にどのように施術に反映させるか、自院のターゲット層の集客につながる資格であるかなど、費用対効果を検討してから受験してみてください。
多数ある資格のなかでも、整体師として働くための技術を底上げするためには、次の資格の取得がおすすめです。

  • カイロプラクティック:背骨や骨盤など、骨格を矯正することによって、体を良い方向に導くための技術を身につけられる。カリキュラムを習得後、試験を受ければ、「日本カイロプラクティック登録機構(JCR)」などの登録カイロプラクターとして活動できる。
  • リフレクソロジー:一般的には足の裏を押して対応する体の反射区の変化を促す施術を行うが、手や顔の施術を行うこともある。「リフレクソロジスト」などの資格がある。
  • 各種整体&インストラクター:各種整体に特化した資格が存在し、症例別の整体技術や整体と美容との関係性や性別、年齢ごとの整体の知識等が身に付く。
  • アスレティックトレーナー:アスレティックトレーナーはスポーツ選手の健康管理・ケガ予防・応急処置・リハビリ・体力トレーニングなど、競技者の様々な面で支援する仕事です。

整体師の年収は男女で差がある?

予約管理比較

整体師は全身手や足を大きく使って顧客の身体を矯正したり、体重をかけて手技を行ったりすることもあるため、「女性が活躍するのは難しいのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、整体師として活躍している女性は増えています
では整体師の年収に男女差はあるのか、女性が整体師として活躍するためのポイントもあわせてチェックしていきましょう。

整体師の年収は男女関係ない

整体師として活躍する人も多い柔道整復師の割合を調査したデータでは、柔道整復師の総数93,900人のうち女性は24,300人と全体の約26%ほどにとどまっています。
参考:男女共同参画局

そのため、女性が整体師として活躍するのは難しいと思われがちですが、整体院や接骨院の数はいまやコンビニの数を上回っており、サービスや施術内容も幅広くなってきています。

とくに女性整体師の活躍の場として注目を浴びているのが「美容整体」です。
小顔矯正や骨盤矯正など、身体を改善してボディバランスや顔のリフトアップを目指す人が増え、女性専門の整体院も数多くあります。女性の顧客は同性である女性整体師を希望するケースが多いので、男性整体師と同様に活躍する女性整体師も多いのです。
整体師として平均年収を安定的に得ている人をはじめ、なかにはSNSなどの発信で人気を集め年収を大きく上げる女性整体師もいます。

女性が活躍し続けるためにはライフイベントを考慮する必要がある

男性と同様に活躍する女性整体師が多い反面、女性はライフイベントによって働き方を変えざるを得ない場面があるため、出産や育児などを考慮したキャリアプランを検討しなければいけません。
パートやアルバイトなど、自由度が高い働き方にシフトするのも一つの方法ですが、なかには時短勤務が可能な整体院もあるので、早い段階でキャリアチェンジするのもおすすめです。また、自宅の一部を整体院として開業すれば、通勤時間を短縮し、家事や育児と両立しながら働くことも可能です。

まとめ

整体師の年収は働き方によって大きく変わります。雇われている整体師は、インセンティブ制度を設けている整体院や、指名制のサロンで勤務すると努力次第で年収を上げることもできるでしょう。
ある程度経験を積んだ整体師は、自由度が高い独立・開業の道を選ぶのも一つの方法です。経営を安定させるためには経営の知識を身につける必要がありますが、成功すれば年収1,000万円以上も夢ではありません。
ホームページ制作に力を入れたり、有料のツールを使うなど、費用対効果が見込める施策を行うことで、効率的に売上アップが目指せるでしょう。

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高齢化が進むなか、整体師は需要が高まっている職業の一つです。整体師として明確なキャリアプランを立て、着実な年収アップを目指してみてください。

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