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クリニック

2022年3月22日

美容クリニックが売上向上を目指すには

患者の満足度は高いはずなのに、売り上げが計画通りにいっていない、売り上げの伸びが悪いとお悩みではないでしょうか。持っている技術がいくら高くても、それだけでは売上は伸びていきません。基本となる経営戦略を、もう一度考えてみましょう。

施術の絞り込みで美容クリニックの特徴を打ち出す

大手の美容クリニックは、大勢の医師とスタッフを抱え、あらゆる患者の悩みに対応できるように設備を整えています。
多くの施術メニューを備えるクリニックとの差別化を図るには、ある程度施術を絞り込み、その絞り込んだ施術をアピールすることで特徴を出すという方法があります。
その場合、患者からの評価が高い施術や、医師が技術にたけているものをメインとして選びます。その上で美容クリニックの性質として、トレンドとなっている施術も取り入れたほうがよいでしょう。
クリニックの特徴づけとして「目元の施術」や「しわ・たるみ」など、得意な施術をアピールすることに加え、トレンドで患者の需要が多い施術は、それだけ集客が見込めることであり、売上向上に結び付けることができます。

「脱毛」は、今までエステ業界における看板メニューでしたが、近年では「医療脱毛」の信頼性が重視され、患者数が増えている施術のひとつです。
また、安定的に集客できる施術としては「シミ治療」もあげられます。年間の集客数として、日差しがやわらぐ秋から冬にかけ、患者数が増えることが見込まれます。
アピールするべき施術メニューを組み立てることで、売上向上を目指しましょう。

集客マーケティングの無駄を省く

施術の絞り込みで美容クリニックの特徴を出した場合、それに見合ったマーケティングが必要です。マーケティングも全方向を狙うのではなく、主力に注力することで無駄を省くことができます。
「目元の施術」と「しわ・たるみ」のターゲット層が異なる場合、狙いとするターゲット層に、より情報が届くように予算配分するべきでしょう。
また、ホームページなどに施術メニューを掲載する際も、あれもこれもと全施術メニューを同じ扱いにするより、アピールしたいものを目立つようにすることをおすすめします。

悩みを抱えている人は、美容クリニックのホームページを検索し、書かれている内容を比較する傾向があります。目立つ表示にすることで、ビジターは美容クリニックの得意とする施術を知ることができます。

またホームページで検索する人が多いため、検索で上位に表示されれば集客に結び付きます。
「美容クリニック」や「シミ治療」などの単一ワードで上位表示されるためにはSEO対策だけでは厳しく、広告費をかけたとしても高額になります。検索時には多数の人が複数のワードを組み合わせて利用しています。そのため、「シミ治療+(地域名)」などの複数検索で上位に表示されるよう、SEO対策することをおすすめします。
検索ワードの選出は、ホームページのアクセス解析などから導き出すことができます。どのようなワードで美容クリニックが検索されているのかを割り出し、SEO対策に活用しましょう。

チームビルディングで効率化を目指す

美容クリニックの特徴を生かした集客をし、マーケティングの無駄を省いたあとは、効率化を進めることで売上向上を目指しましょう。
患者を待たせることなく、スムーズに誘導することで稼働率がアップします。

まず、カウンセリング予約について見てみましょう。ホームページで美容クリニックの検索をする人が多いことから、24時間受付可能なインターネット予約に変更することで、電話予約の煩雑さから解放されます。
カウンセリング自体はどうでしょうか。患者の疑問に応えているか、分かりにくさはないかなど、質の向上を含めてロールプレイング研修を行うことをおすすめします。
チームで行うことにより、良い点、改善すべき点などを、メンバーで共有することができます。同じように患者の案内やロビーでの対応などもチームでミーティングするとよいでしょう。動線に改善すべき点がないかどうかの確認が行えます。

施術に関しては、スタッフの技術教育のため勉強会を開くことも重要です。普段から勉強会などを開くことでコミュニケーションを活発にし、効率化に役立てるようにしましょう。
数多くの美容クリニックの中から選ばれるには、技術のみならず、多方面からのアプローチが必要です。手間のかかる作業ですが、クリニックの特徴を生かすためにも、定期的にチェックされることをおすすめします。